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ソフトウェア消費電力チューニング
スマートフォンをはじめとするポータブル電子機器は、その高機能化を支えるCPUの動作周波数の向上に伴う消費電力の増加が大きな課題となっています。
システムの電力消費の源となっているのは、ハードウェアのアクティビティであり、それらの多くはソフトウェアからの要求によるものです。従って、ハードウェアを交換する前に、ソフトウェアのチューニングよって低消費電力化を図る価値があります。
電力消費の源には次のようなものがあります。
- キャッシュ・メモリへのアクセス
- システム・バスや外部メモリへのアクセス
- 演算の投機実行やパイプライン・ストール
- プログラムのステップ数
- コンポーネントのアイドル時の無駄な電力消費
トプスシステムズ社は、ソフトウェアの消費電力を定量的に評価し、低消費電力化に向けてソフトウェアを最適化するサービスを提供しています。
低レベルのキャラクタライズとして、実機を用いた電流・電圧のサンプリング測定により問題を特定します。また、高レベルのプロファイリングとして、シーケンス毎の命令タイプ別の実行頻度分析を行い、CPU、バス、キャッシュ、外部メモリ、LCD、周辺デバイス等の消費電力をモデル化して評価します。
そして、低電力命令の選択、メモリ・アクセスの頻度とコストの削減、各種ハードウェアの提供する低消費電力化機構の活用、低消費電力化可能なアルゴリズムの選択等によりソフトウェアによる消費電力チューニングを行います。
トプスシステムズ社は、低消費電力マイクロプロセッサの開発経験だけでなく、高性能ライブラリやコンパイラの開発経験、消費電力プロファイリングや消費電力モデルの開発経験に基づいて、対象とするソフトウェアを動作させるCPUの動作の詳細分析に基づいて、ソフトウェアの消費電力をチューニングするサービスを提供しています。
詳細は、弊社営業(sales@topscom.co.jp)までお問い合わせください。
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