ソフトウェア開発には、2通りのアプローチを提供します。
1.従来のソフトウェアをそのまま使用
例えば、弊社のUltra-Androidソフトウェア・プラットフォームを使用すれば、Javaで記述されたアプリケーション・ソフトウェアは変更する必要がありません。
2.ソフトウェアの並列化
マルチコア向けのソフトウェア開発になりますので、従来の逐次処理型のソフトウェア開発と比べると難易度は上がります。但し、TOPSTREAM™で採用しているメッセージ・パッシ
ング型の機能分散処理は、データ並列型の並列処理よりもプログラミングが容易です。TOPSTREAM™用のソフトウェア開発は、大きくは次の2つのステップで行います。1)機能分
割、2)分割後の個々のプロセスの最適化(ストリーム化を含む)。1)の機能分割は、現時点では自動化が困難ですので、アプリケーション・システムを知った上で、機能分割
し、定量的なシミュレーションにより負荷のインバランスがないか等といった確認する必要があります。2)の分割後の個々のプロセスの最適化について、従来の逐次型プログラ
ミングと同様ですが、ストリーム化を意識する必要があります。
尚、トプスシステムズ社は、自動ストリーム化が可能なコンパイラの開発に取り組んでいます。
また、トプスシステムズ社の100%子会社である株式会社Cool Softにより、マルチコア向けのソフトウェア開発サービスを提供しています。