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最新マルチコア技術トレーニング
目的:最新のヘテロジニアス・マルチコアの実用化に必要な技術を理解する
プロセッサの性能を追求には、「アーキテクチャ/アルゴリズム協調設計」が必要と言われています。特にマルチコア化については、ソフトウエアの重要性が一段と増してきています。
本トレーニング・コースでは、コンピュータ・アーキテクチャの視点から、システムを構成するソフトウエア及びハードウエアの技術を深く理解し、実設計に利用できる高性能化や低消費電力化のための数多くのテクニックを理解することを目的とします。更に、マルチコア化の大きな2つの方向である「ホモジニアス・マルチコア」と「ヘテロジニアス・マルチコア」について、それぞれの利点、課題及びその解決方法について解説し、議論します。
本トレーニング・コースは、各技術項目について『解説』、『質疑応答』、『ブレインストーミング』を行います。
トレーニング・コースの構成
1.お客様のオンサイトで行います。
2.基本構成は、6時間/1回×7日間(週1回)です。
3.お客様のご要望により、内容および期間を調整いたします。
トレーニング・コースの日程(例)
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テーマ |
講師 |
内容 |
第1日 |
午前 |
コンピュータ・アーキテクチャの歴史と展望 |
中村 |
計算機アーキテクチャの基礎と最先端の研究成果及び将来展望について概説し、議論する |
午後 |
コンピュータ・アーキテクチャ概要 |
松本 |
コンピュータ・アーキテクチャについて、システムを構成するハードウエアおよびソフトウエアの階層に分けてそれぞれの要素技術を概説し、議論する |
第2日 |
午前 |
コンピュータ・アーキテクチャ(ソフト編) |
松本 |
アルゴリズム、プログラミング言語、OS、コンパイラについて、アーキテクチャの観点から概説し、議論する |
午後 |
コンピュータ・アーキテクチャ(ハード編) |
松本 |
命令セット・アーキテクチャ、割込み/例外処理、メモリ管理について概説し、議論する |
第3日 |
午前 |
コンピュータ・アーキテクチャ(ハード編) |
松本 |
マイクロアーキテクチャ(主にパイプライン、バス、メモリ階層、分岐予測、メモリ管理)について概説し、議論する |
午後 |
コンピュータ・アーキテクチャ(ハード編) |
松本 |
各種演算器(ALU、シフタ、乗算器、除算器)及び制御計論理について概説し、議論する |
第4日 |
午前 |
高性能化の課題と解決法 |
松本 |
マイクロプロセッサの各種高性能化手法(パイプライン化、命令拡張、キャッシュ、分岐予測、LP、マルチスレッド化、リコンフィグ化)について概説し、議論する |
午後 |
第5日 |
午前 |
低消費電力化の課題と解決法 |
松本 |
低消費電力化のための技術について、システム、アルゴリズム、アーキテクチャ、マイクロアーキテクチャ、論理、回路、デバイスでの書く手法を概説し、議論する |
午後 |
第6日 |
午前 |
マルチコア・プロセッサの課題と解決法 |
松本 |
ホモジニアス(SMP)を中心に、マルチコア・プロセッサのハードウエア及びソフトウエア技術(言語、OS、コンパイラ)、開発事例とその課題と解決法を解説し、議論する
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午後 |
第7日 |
午前 |
ヘテロジニアス・マルチコアの課題と解決法 |
松本 |
ヘテロジニアス(AMP)を中心に、マルチコア・プロセッサのハードウエア及びソフトウエア技術(言語、OS、コンパイラ)、開発事例とその課題と解決法を解説し、議論する |
午後 |
※ その他、DSPやコンパイラ技術に関するトレーニングも行っております。
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